エアウェーブ(気垫烫)とは?根元が立ち上がる仕組みと向いている髪
根元が立ち上がる仕組み、向いている髪質と長さ、乾かし方、そして持続する期間について解説します。
根元にボリュームを出すパーマは、ここ数年ショートやミディアムでよくご指名いただきます。扱うのは非常に具体的な悩みです——根元がつぶれて、頭全体に空気感がない。細くやわらかい髪や、毛量が少なめの方がいちばん当たりやすい悩みです。

普通のパーマとの違い
違いはカールをどこに置くかです。
パーマというと、多くの方は毛先を巻くことを思い浮かべます。これはその逆で、根元から中間に重点を置き、大きめのロッドでゆるやかな曲線をつくり、髪を根元から立ち上げます。毛先はむしろ自然なままです。
そのため、あまり「パーマをかけた」ようには見えません。多くの方が最初に感じるのは「髪がふんわりした」「軽く見える」であって、「パーマかけた?」ではありません。
向いている髪質と長さ
向いている場合
- 毛量が少なめで、根元がつぶれやすい
- 細くやわらかい髪で、乾かしても持たず数時間で落ちてしまう
- ショートから鎖骨あたりまでの長さ
- 毎朝数分は乾かす時間をとれるが、コテは使いたくない
相談が必要な場合
- もともと毛量が多く、頭の形が丸い方は、根元にボリュームを足すとさらに大きく見えることがあります
- 髪が硬めだと、カールが思ったより強く出ます
- ロングヘアは、毛先の重さで根元の立ち上がりが押さえられるため、効果が限られます
最後の点は特にお伝えしておきたいところです。ロングヘアではこのパーマの効果は目減りします。 技術の問題ではなく、重さという物理的な制約です。ロングでボリュームがほしい場合は、カットのレイヤーの位置から考えるか、別のカールデザインに切り替えるのが一般的です。
このふんわり感はどのくらい持ちますか
毛先のカールほど長くは持ちません。
理由は単純で、髪が伸びるからです。このパーマが扱うのは根元の部分で、新しく生えてくる根元は施術されていません。時間が経つにつれ、立ち上がりの起点が頭皮から遠ざかり、効果がわかりにくくなっていきます。
実際にどのくらい持つかは、髪の伸びる速さと髪質によります。このパーマの来店間隔がほかのパーマより短めになりやすいのは、新しく生えてくる髪との関係がより直接的だからです。
毎日どう乾かすと持ちますか
かけたら終わりではありません。乾かし方が仕上がりにはっきり影響します。
- まず根元を、生えている向きと逆に乾かします。 指で根元を起こし、風を下から上へ送ります。ここまでできれば、ボリュームの大部分は出ています。
- 根元は必ず完全に乾かしてください。 半乾きの根元は自分の重さでつぶれ、それまでの工程が無駄になります。
- スタイリング剤は根元に、毛先にはつけません。 毛先につけると重さが増し、せっかく立ち上げた部分がつぶれます。
普段は自然乾燥という方は、乾かした場合よりかなり効果が落ちます。この点はカウンセリングで先にお伝えください。カールをどのくらいの強さにするかの判断が変わります。
カウンセリング前に考えておきたいこと
参考写真のほかに、次の点がデザインの方向に直結します。
- 今の髪型でいちばん気になるのは、つぶれることか、手入れの手間か
- 朝、乾かすのに何分かけられるか
- 過去にパーマの経験があるか、そのときはどうだったか
- 受け入れられるいちばん短い長さ
パーマ全体の選択肢はパーマの種類はどう選ぶかを、髪が細めの方は細くやわらかい髪のパーマをご覧ください。
カールと長さのご相談は、自然乾燥した状態の写真を Faye の LINE までお送りください。
パーマの仕上がりは、髪質・毛量・手入れの仕方によって異なります。実際の結果は店頭での判断によります。